家具で知る 森林の大切さ
・読売新聞 2005/6/19
森林や木材をテーマに環境教育に力をいれてきた岐阜県の家具工房「オークヴィレッジ」が設立30周年を迎えた。今年度から「木の循環プロジェクト」をはじめ、これは気軽に買ってもらえる価格の作品を手がけ、NPOを通して売上の一部を植林や育林の活動に役立てている。たとえば、ブナ、ケヤキを使った葉形のキーホルダーやアオダモのプレートなどがある。また展示会も開催している。工房代表の稲本さんは「作品を身につけたり、友達にプレゼントしたりすることで、森林の大切さを広く伝えてほしい」と呼びかける。大阪・梅田の紀伊国屋書店でコーナーが設けられている。