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新聞からの木の豆情報

和太鼓

・読売新聞  2005/5/20
石川県白山市にある「太鼓の里資料館」には和太鼓だけではなく世界各国の太鼓などが約100点が展示されている。太鼓は人が最初に作った楽器だと言われている。太鼓はお祭りで使われる和太鼓など身近な存在。和太鼓はケヤキなどの幹をビールの樽型にくりぬき使う。ケヤキが太鼓の胴に適していると言われているのは、木目が美しく、年輪が詰まっているからである。また太鼓の音が「どぉーん」と長く響くのは、形に秘密がある。皮を打つと、胴の中の空気が振動する。振動した空気は、硬い木でできた胴にぶつかり、はねかえるのを何度も繰り返す。その為、音が長く残る。「太鼓の里資料館」には日本の太鼓では、ロープで皮を締め付けた締め太鼓のほか、木の幹をくり貫いた「長胴太鼓」が展示されている。圧巻は直径が約2メートルもある和太鼓。重さは約1トン。アフリカの巨木を5年掛けて太鼓に仕上げた。

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