倒木地蔵 神戸に寄贈
・産経新聞 2005/4/5
4月4日、一体の「童地蔵」が阪神大震災による火災被害が一番大きかった神戸市長田区鷹取東地区に寄贈された。 この「童地蔵」は新潟県中越地震で被害の大きかった旧山古志村(現長岡市)で村民が倒木した樹齢約200年の杉を切り出したものが使用されている。「童地蔵」は京都市の仏師松本明慶さんの手によって高さ約70センチの柔和な表情を浮かべた地蔵に作られた。この時作られた地蔵9体のうち6体を旧山古志村に贈ったほか、自然災害に見舞われた神戸市や三宅島にも寄贈され、今後アフガニスタンの被災地にも贈られる予定である。