樹木に名札を 3年で1855本
・読売新聞 2005/4/4
吹田市藤白台1の元会社員岡田義孝さん(67)が、定年退職後、近くの公園でウォーキングを始めた2002年2月ごろ、老夫婦が首をかしげて木を見ている姿に、木の名前が一目で分かる表示板の設置を思いついた。市公園管理課に相談し、「ボランティアでやりたい」と申し出た。 植物に関する専門知識は全くなく、週3、4回公園に通っては図鑑を広げ、樹皮や枝の形、葉や花を観察。同課の担当者の助言を受けながら、公園の樹木にプラスチックス製ネームプレートをロープで付けるボランティアを3年間続け、この春に、すべての公園の主な約200種1855本に設置を終えた。「今後は補修、更新も手がけたい」と話している。