2008年奈良県桜井市の大福遺跡で出土した木片の一部が2世紀後半の木製仮面だったと桜井市教育委員会が発表した。これは国内最古である。材質はコウヤマキであり、仮面の半分のサイズは、長さ223.4センチ、幅7センチ、厚さ0.5センチと判明した。また、ほおの横にひもを通す穴があり、人がかぶったらしい。大和王朝誕生の前後から、こうした人の顔を持つ神をまつったとみられるという。