今年で61回目となる長浜盆梅展は昭和27年(1952年)から始まった歴史、規模ともに日本を代表するものである。常時約90鉢をローテーションで約300の鉢の中から展示する。代表的な盆梅は3つある。樹齢400年以上の八重咲き紅梅の「不老」。樹齢350年の高さ2.8メートル、幹回り1.6メートルの同店最大の八重咲き淡紅梅「さざれ岩」。竜が天に向かって登っているかのような一重咲き白梅「賞龍梅」。明治期に浅見又蔵が建てた「慶雲館」である。