大阪府箕面市にあるセンダンの大木は、高さ10メートル、樹齢50年以上とみられる。箕面川と石澄川の合流地点にある。防災の観点から大阪府では伐採を検討しているが、市民は環境の面から保護を訴えている。このセンダンのとなりに同サイズのアキニレとひとまわり小さいエノキなど2本の木があり、林のようにみえている。大阪府池田土木事務所が調査したところ、台風などの強風で倒木し、護岸が崩れ、川の一部をふさぐ恐れがあると判断し、伐採の方針を打ち出した。守る会では、安全上最低限の剪定を行い、伐採をさけてほしいという。土木事務所では円満な解決を図りたいとしている。