慶長12年(1607年)に造営された国宝の社殿を持つ北野天満宮は「北野の天神様」と呼ばれ親しまれている。境内約2万坪には50種類のおよそ1500本の梅が植えられている。1月からは、冬至梅、照水梅、寒紅梅などが咲き始め、2月上旬からは、紅梅、白梅、一重、八重、黒梅、和魂梅等が見られ、毎年梅苑が公開される。また、菅原の道 真公の命日である2月25日に梅花祭を行う。豊臣秀吉が境内で北野大茶湯を催したとの故事にちなんで、午前10時から神事が、午前10時から午後3時までは野点が行われる。