出雲大社境内発掘調査が2000年に行われ、その際発見されたひとつに巨大本殿を支えた9組の柱がある。これは直径約1.3メートルの杉の巨木を3本合わせて1本としたものである。この柱は理化学分析によって、鎌倉時代の1248年の造営の本殿のものと推定された。表面の分析によって、赤く塗られていたことも判明した。しかしこの柱の高さだけが研究者の間でもまだ結論が出ていない。