岡山県西粟倉村、ここは2005年の美作市への合併を離脱して自立の道を歩んだ村である。赤字から脱却するため、あらゆるところを見直し、そんな中、村長の一番の気がかりは雇用の場である。結論として、森の活用に行きついたのである。森の間伐には、国からの補助金が出る。この間に加工品販売などをして森での経済の循環を考える「百年の森林構想」である。