国分松本遺跡(福岡県太宰府市)で、飛鳥時代(7世紀末)の戸籍情報を示した木簡が見つかった。これは国内最古の戸籍関連史料である。この木簡は、縦31センチ、横8センチ、厚さ0.8センチほどで、福岡県糸島地方にあたる筑前国「嶋評」にいた地域集団のデーターがあり、16人の名前、身分、続き柄などが、表と裏に記されている。