ナラ枯れの原因のカシナガキクイムシ(カシナガ)を捕獲する粘着シートをアース製薬が開発した。京都府長岡京市の西山森林整備推進協議会が試験を進めている。カシナガは体長約5ミリの甲虫であり、初夏から秋にかけて、他の木に移ろうと穴から出て来る、そこを木の幹に粘着面を内側にして巻きつけたシート(縦約30センチ、横1メートル)で捕まえるというものである。同市では2011年、コナラなど約500本が被害にあっている。