アメリカの首都ワシントンの桜が、初夏並みの陽気に誘われ咲き始めた。20日から約5週間にわたり、東京市(当時)から桜の苗木が贈られて100年を記念する「全米桜祭り」が開かれるが、「開花が早すぎる」と関係者は語る。今週、最高気温が20度を超え、15日は27度を記録し、ワシントンは暖冬であった。国立公園局は、桜の見ごろを24~31日から20~23日変更した。桜祭りには毎年全米から観光客が集まる。100年記念である今年の桜祭りでは「AKB48」のメンバーによる公演をしたりさまざまな催しがあり、この陽気が続けば桜祭りは桜の花がない祭りになりそうである。