昇り竜のように見える松の木が、宮崎県気仙沼市の岩井崎で話題となっている。津波によって枝葉が流失し、もともと大きく曲がっていた幹から、残った枝が角やひげ、足が生えているようにみえ、初日の出を見た人たちから評判となり、見物人が増えたのである。「何もなくなった。早く震災前のようにお客さんが戻ってきてほしい」と 近くで土産物店を営んでいた小野寺篤志さんは松に願いを託す。