林業の効率化を目的に独立行政法人の森林総合研究所が、苗木の自動耕運植え付け機を開発している。これは、機械が地面を掘り、チューブを通じて苗木を植えていくもので、作業効率は人手の4倍である。具体的には、1本あたり30秒で完了し、1日約1千本の植え込みが可能という。今後、改良を加え、3年後をめどに実用化に目指すという。研究所では手間やコストが障害となり、伐採後も植林されない山が増えている。機械化で荒廃が妨げればと・・話す。このほかに今後も自動下草刈り機や最新の木材運搬車など、日本の林業経営に見合った機械が開発導入されることである。