宮城県七ヶ浜町の菖蒲田浜で、東日本大震災から5ヶ月経った11日に、高さ4メートルものモニュメントが完成し、その周りにサルビアなどの約1000株を地元の小学生らが植えた花壇を作った。このモニュメントは、町災害ボランティアセンターのスタッフが災害の教訓を伝えようと、津波で倒れた防風林や流木を利用して作られた。設計したのは仙台市の土木コンサルタント会社である。同社の顧問、大泉紀男さんは「地区を離れた人もいるが、機会があるごとにここに集まってほしい」と話した。