里山ならぬ里海を冠した神社建立の計画が千葉県浦安市で持ち上がっている。裏を返せば、埋め立てによって市域を拡大した人工の緑化構想である。この計画には松崎秀樹市長も興味を示している。東日本大震災に伴う液状化現象で大量に噴出した土砂やがれきを処分し、緑化公園にしたい考えである。復興に関しては、最近都市部を中心に新たな植樹方法が目立ってきている。高木の広葉樹とその土地に自生する木を密集させる方法である。これによって、大災害に負けない『強い森づくり』が見直されているのである。