今月初旬、岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」で、東日本大震災の津波の被害を受け唯一残った“奇跡の松”と呼ばれる松が、茶色に変色していることが確認された。専門機関によって28日に調査が行われた。樹木をむくとヤニがあり、新芽が葉の先端に出てきているそう。日本緑化センターの瀧邦夫さんは「まだ危険な状態だが、大丈夫と確認できた。ほっとしている」とのこと。暑さ対策のわら敷きのほか、根を育成するため約10cmの土盛りが行われた。