兵庫県が中心となって進めている「尼崎21世紀の森」構想の中で公園や人工林の整備が進んでいる。このきっかけは1995年の阪神大震災であり、再開発計画の策定にあたり当時の貝原知事から森を中心とした街づくりがでたのである。29ヘクタールを緑地帯として人工林を100年かけてつくりだすものである。植林活動は市民や企業が手弁当で行うスタイルのものである。100年かけて壊した自然を100年かけて取り戻すものである。ちなみにはげ山だった六甲山を100年かけて緑化した年言う前例もある。植樹する苗木は、六甲山など飲む近隣の山で採取したどんぐりから木を育てるという。17年までに20万本を植える予定である。植樹祭を開いたり、自宅や職場で苗木を育ててもらう仕組みを導入したりして参加者の輪を広げている。