阪急宝塚線・服部駅のホームの屋根を突き抜けてそびえる1本のクスノキがある。1910年、阪急電車の前身である箕面有馬電気軌道の「服部天神駅」を設けた際に伐採 せずに残したと伝わり、地元住民らに親しまれていたという。樹齢は不明であり、服部天神は「足の神様」である。駅舎は改修されたが、クスノキはそのまま残り、2007年に神棚としめ縄が飾られた。阪急電鉄の広報担当者は「これからも末永く、住民の足である電車の安全を見守ってほしい」と語る。