正月飾り用の串柿の天日干しが最盛期を迎えている。和歌山県からつぎ町四郷地区で、「オレンジのカーテン」が農家の軒先や屋外の作業場に並ぶ。作業は20日ぐらいまで続き、「四ツ溝」や「青曽」などの柿を10個もしくは5個つるし、平たく形を整える。同地区では90万本の10個串、35万本の5個串作られ、京阪神地区へ来月下旬に 出荷される。柿の天日干しは低い気温で乾燥した天候が適している。「これから寒くなれば、いいものができます」と農家の辻本悟さんは語る。