ヤニスの森にある高さ36メートルの展望台からは360度ジャングルが見渡せる。展望台はカポックの巨木に沿って建てられており、森最大の人工建造物である。約2.5キロのけもの道を手で鉱鉄の資材を運んだ。「車が走れる道を造るのは簡単だが、森にるが、聖域化は完全にされていない。公園内には国連開発計画の基金で守ろうとしているITT地区以外にも、石油開発地区が4つあり、現憲法ができる前に開発が許可された地区もある。政府は実態を公表しておらず、公園の地元県選出の国会議員マガ リ・オレリャナさんは「国会議員さえ立ち入れない」と話す。ITT地区の隣接地域でも「開発が始まっているとの情報を得ている」。永遠にITT地区の石油を放棄する 「プランA」、国際社会から寄付が集まらなかった場合開発に着手する、コレア大統領が唱える「プランB」がある。この「プランB」に地元は不安に感じている。