美術家の川俣氏は、東京都などによる東京文化発信プロジェクトの一環として作品制作を依頼され、川俣氏はスカイツリーを題材として選んだのである。この作品というのが、木の塔「汐入タワー」で東京都荒川区隅田川沿いに制作中である。高さ11.8メートル、直径8.5メートルの円筒形であり、内側にらせん状スロープがあるので、上部に上ることができるという。川俣氏いわく、「エッフェル塔の建設時と一緒で、スカイツリーが高くなり、景観が劇的に変わっていく状況は二度とない。この時期になにもしないのはもったいない」と話す。