十数年前、ロープと器具で木に登る「ツリークライミング」を日本に紹介した人物がツリークライミングジャパン代表のジョン・ギャスライトさんである。彼は、「楽しい事をすればそれを好きになり、好きになれば守ろうという気持ちが芽生えてくる」と語っている。車椅子の日本人女性が米国の高さ約80メートルのジャイアントセコイアに登ったことは世界中を驚かせたが、ツリークライミングは、新しい発見を人々に与えてくれる。まずは体験してみる。そして、森で学んだことを社会に活かすことと話す。