2011年春の九州新幹線鹿児島ルート全線開通に合わせ、新大阪―鹿児島中央間を約4時間で結ぶ新幹線「さくら」の車内が、報道陣に公開された。座席配置やリクライニング機能に工夫をこらし、木製テーブルや手すりなどを座席に備え、くつろぎを意識した仕上がりとなっている。「のぞみ」として活躍するN700系をベースに設計されたもので、指定席は通路を挟んで各2席を並べた横4列である。また自由席車両を含め、桜の幹をイメージした木目調のデザインが壁に施されている。