木偏に春で「つばき」。大阪府豊中市の服部緑地都市緑化植物園では、ちょっと変わった外来種のツバキ数十種類が見頃を迎えている。ツバキは日本では茶花として重用され、「わび・さび文化」のもとで品種改良が進んだが、外来種は豪華で派手な印象の花が多いのが特徴である。ベトナム原産のハイドゥーンの花びらはまるで和菓子のような質感、中国原産の金花茶は黄色い花が特徴的だ。園内にはツバキが約450種1300本あり、屋外には日本原産の多様なツバキもある。