シャープ主催の「神於山 春の生物多様性塾」が、岸和田市尾生町の神於山で22日開かれた。社員や家族らが記念植樹などを行い、森林保護の大切さを学んだ。シャープは、大阪府や岸和田市などと連携し平成18年から、ごみの不法投棄や竹林の拡大などで荒廃していた神於山を自然豊かな山に戻す活動を展開している。今までに、クヌギやヤマザクラなど約1800本を植樹したり、下草刈りなどにも取り組んでいる。この日は、国連が定めた「国際生物多様性の日」に当たり、全国11ヵ所で同様の催しが実施されていた。参加者は、地球の動植物が太陽光をエネルギー源とし、お互いにかかわりあう「生態系」の中で生きていることなどを学び、自然観察会も行われた。