日本最後の木造掃海艇「たかしま」が、横浜市の造船所で海上自衛隊に引き渡された。この掃海艇は、2年半をかけて特殊な木材加工技術をもつ船大工たちが建造した。掃海艦艇は、機雷の敷設や除去をする際に使われる。そのためこれまでは、磁気に反応する機雷の危険を避けるためすべて木造船であった。しかし、今後は建造費が安く修理しやすい繊維強化プラスチック製となる。