小豆島のオリーブ公園には「オリーブ発祥の地」の石碑があり、オリーブが小豆島に来て、101年となる。日露戦争で勝利して北方の漁獲量が一気に上がり、魚を長期に保存するためオイルサーディンにしようと、オリーブの試験栽培が始まったということである。この時三重県、鹿児島県、小豆島の3箇所で栽培されたが、成功したのは小豆島だけである。1908年に島に植えられたオリーブから17年に挿し木した2世が今も青々と葉を茂らせている。この木が日本最古のオリーブである。