1. HOME
  2. 木の情報発信基地Top
  3. 10.木の知識
  4. 新聞からの木の豆情報 TOP
  5. 2009年Top
  6. 無花粉スギの生産効率100倍
新聞からの木の豆情報

無花粉スギの生産効率100倍

・毎日新聞 2009/3/22

日本製紙は、花粉出さない無花粉スギを従来の約100倍という効率で増やす方法を開発した。親木と同じ形質をもつ木を育てるには、枝を土に挿す「挿し木」が使われ。杉の場合は、長さ20-30cmの枝が必要となるため、枝を採取できる親木の育成に数年かかっていたが、今回二酸化炭素濃度を外気の約3倍に高めた空気を満たした室内で、2センチ程度の枝を挿し木、そこへ赤と青の光を当てながら、水を与えると光合成が活発となり、8割以上の挿し木が3-4週間で根が伸び始めた。これを育てて苗木とし、採った枝を挿し木に使うことで数年のサイクルが1年未満に短縮することができる。まさに生産効率100倍である。東京都、富山県などで無花粉杉の開発と増産がすすんでいる。

▲目次に戻る

創業1911年 
会社概要  
587-0042 大阪府堺市美原区木材通1-11-13 TEL:072-361-5501 FAX:072-362-3341
お問い合わせ  著作権・サイト関係  サイトマップ  迷子になった場合  V9.0
©1996-2024 NAKAGAWA WOOD INDUSTRY Co., Ltd All Rights Reserved.