最古とみられる舟形をした木棺が、名古屋市北区の病院建設予定地から発見された。弥生時代中期のものと考えられ、これまでのり舟形木棺は、京都府京丹後市で発見された弥生時代末期のものであり、この発見により約200年さかのぼった。発見された木棺は長方形の方形周溝墓のの中央付近にあり、長さ、2.8メートル、最大幅が0.8メートルの舟形でへさき側に足側を入れるよう収容されていたと思われる。また、木製容器の副葬品が1点みつかっている。