宇宙飛行士・若田さんは、2月から国際宇宙ステーションに長期滞在をする。宇宙士が公式飛行記念に10点の品を持っていける、その中で木曽ヒノキ製のうちわをもっていくという。これは森林保護のシンボルとして選択。うちわは南木曽町の製材業柴原さんが3年前から国産材に親しんでもらうために商品化したものである。柴原さんは静岡県の後輩した山林120ヘクタールを私費で買い手入れするなど、森林整備に力を注いでいる。柴原さんの知人寺門さんが若田さんに紹介した。うちわはガスなどの発生を防ぐため真空パックし、帰還後は米航空宇宙局の飛行証明とともに、長野県に贈られる予定である。