大阪府によると「生駒山系花屏風」運動を来年度からスタートさせるという。この計画は対象区域の大阪府枚方市から柏原市まで7市にまたがる約5000ヘクタールに花木を植えるというものである。これは生駒山系南北約20キロにあたり、15年かけて約1万本の植樹である。対象区域の80%は民有林であり、担い手不足から荒廃がすすんでいる。山の斜面を屏風にみたて四季の花と紅葉で彩り、新しい地域の魅力を生み出すことと保水力を取り戻し土砂崩れなどを防ぐ効果も期待できるものである。また、この計画は橋下知事の府全体がまるごと博物館とprする「大阪ミュージアム構想」の目玉である。市民、企業にボランティアを呼びかけ官民協働てで取り組みたい考えである。