アムールトラなど希少動物の生息するロシア沿海の森林保護のため、日本の保護団体や企業が12月2日に「タイガの森フォーラム」を設立する。対象のアムール川支流域 には、野生はわずか約500頭とされるアムールトラのうち約50頭のほか、シマフクロウや多様な昆虫、魚類が生息している。先住民もおり、国連も価値を認めているが、中国の木材需要を背景に周辺の森林伐採が進んでおり、保全体制が不十分である。フォーラムには作家のC・W・ニコルさんら個人約20人も参加。現地NGOと共に保護措置を働き掛け る。