1月20日、岩手県埋蔵文化財センターは、「道上遺跡」から、土地の区画を表す「字」と書かれた平安中期のものとみられる木簡が出土したと発表。古代木簡に記されたものは初めてである。木簡は円筒形、長さ46センチ、太さ約4センチ、木の皮をはぎ、平に削られた面に墨で書かれていた。出土状況からみて10世紀のものと推定されている。