大阪府堺市は、今年の1月に国が推進する「環境モデル都市」の認定を受け行動計画を策定した。堺市は年間約850万トンの二酸化炭素を排出しており、2005年までに60%削減しようというものである。さまざまな角度からの取り組みを推進している。そのひとつとして、大阪府が推進している「共生の森」づくり事業への参画である。堺第7-3区内の約100ヘクタールの区域を市民、NPO、企業、行政がともに協力しあって、エノキ、クヌギ、ムクノキ、ヤマモモなど1万本の植樹によって森を再生しようというものである。この植樹する場所は1974年から廃棄物の受け入れをし埋め立て処分跡地である。