準大手ゼネコンの戸田建設は環境戦略委員会を設置し受注、施工段階での二酸化炭素排出量を大幅に削減する。建設段階のCO2排出量を2020年度までに1990年度比で35%程度削減する計画。受注段階で環境配慮型オフィスビルの提案を始めていく。太陽光発電システムや省エネ空調など43の環境技術を盛り込み、運用段階のCO2排出量を40%以上減らせるのが特徴で、正エネにつながる技術を結集したテナントビルを顧客に提案する。来春から都内数カ所で施工する。