公園や野山にある樹木の名前や、葉、枝、幹などの特徴を覚える「子ども樹木博士認定試験」が好評である。大阪府高槻市のボランティア団体「たかつき環境市民会議」で活動する里山グループが先月同市内で実施した認定試験には小学生約30人が参加した。里山保全に取り組む同グループは、2005年より「森林や環境に興味わ持てる子どもを育てたい」と、認定試験を始めた。試験は「子ども樹木博士認定活動推進協議会」のプログラムに基づき、参加者は葉や実の形が描かれたプリントを手に、サトヤマグループのメンバーから樹木の特長などを聞き、それぞれの名前を記入。解散後に標本を見ながら解答用紙に樹木名を記入していた。