江戸時代初期の町家で国の重要文化財である「山口家住宅」が耐震補強を兼ねた大規模改修で生まれ変わり、「堺市立町家歴史館」として10月26日に開館することとなった。堺市はここを平成19年、東京在住の15代当主から建物を譲りうけ、土地を約1億2500万円で購入。改修の総事業費は約1億6700万円、当時の建築資材を生かしながら、障子、ふすま、畳などを替えた。また、庭には樹齢200年というハゼの木もある。