和歌山県は2003年、企業などに協力してもらい、森を整備する制度を全国に先駆けて始めた。そして、この7月、「企業の森」制度の参加団体が50団体に達したと発表。50団体となったのは、田辺市の梅酒製造など手がける中田食品で来年3月に同市内の私有林3.5ヘクタールにコナラなど約9000本を植樹し、10年間森林保全に取り組むとしている。