アメリカシカゴのフィールド博物館などの研究チームは、樹上生活をする最古の脊椎動物の化石を見つけた。この化石はスミニア・ゲトマノビと呼ばれるトカゲに似た草食動物である。体長約50センチの化石の指の骨格の特徴を分析し、樹木をつかんで生活するのに適した特徴があることが判明した。樹上生活は、地上の敵から逃れたり、食べ物を確保したりするのに好都合である。