東京高裁は、東京都新宿区の今春完成予定となるマンションの建築確認を取り消す判決を言い渡した。周辺住民からこの場所は「たぬきの森」といわれ、たぬきも住み、樹齢200年の古木がある。ここを公園用地として区に買収を要望していたが、買収ならず、2006年にマンション建設の工事が始まっていた。原告のひとりは、「当然の判決。土地を更地に戻して、公園を造ることを目指したい」と話す。