大阪府富田林市甲田町にある錦織神社の本殿は、国の重要文化財に指定されている。そして、この本殿の欄間にはカジノキの葉の模様が彫り込まれている。今回、自宅にカジノキを植えている、泉大津市に住む女性がこの話を聞き、4本のカジノキの苗を寄贈した。錦織神社は神木として育てていく。クワ科の植物であるカジノキの葉は、成長すると30cmを越えることもある。平安時代の貴族が、葉に筆で七夕の願いごとなどを書き、供えたとされている。