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新聞からの木の豆情報

都会と山の交流

・読売新聞 2009/1/15

岐阜県の加子母の林業家で白川沿いの山腹に24ヘクタールの山林を所有する安江氏は、加子母優良材生産クラブ65名のリーダーでもある。この団体では今後の林業を話し合い、ブランド材「東濃ヒノキ」の質向上に取り組みながら、都会に向けてのアピールをしなければと考えている。そんな中「名古屋開府400年」を記念して、1945年に空襲による焼失した名古屋城本丸御殿を復元することが決まった。起工式は1月19日で、400年前と同様加子母など裏木曽産のヒノキが使われる。再びヒノキが名古屋との縁をもたらしてくれるといすうことから切り出す分だけ、名古屋市民に植えてもらってはと・・・安江氏たちからのアイディアに名古屋市側も同調。その結果、間伐材を10センチずつ切り、中央をくりぬいて土を入れ、ヒノキの苗を植えた鉢が市民に配られた。2年間、名古屋でホームシティして育てられた苗は昨年9月に、市民によって加子母に植樹された。これからも植樹を続け8ヘクタールの「平成の名古屋市民の森」が完成する予定である。このほかにも「古事の森」23ヘクタール、「環境の森」7ヘクタールも設けられた。

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