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- ID:
- 37581
- 年:
- 2017
- 月日:
- 0213
- 見出し:
- 手づくり郷土賞 「ドングリの森」に大賞
- 新聞名:
- 茨城新聞
- 元URL:
- http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14868135891221
- 写真:
- なし
- 記事
- 国土交通省の「手づくり郷土(ふるさと)賞」の認定証授与式が10日、日立市助川町の日立市役所で行われ、大賞に輝いた同市・NPO法人「森の自然学校助川山保全くらぶ」(多田恒雄理事長、会員約40人)に認定証と記念の盾が贈られた
同郷土賞は地域固有の自然や歴史、伝統、文化、地場産業などを活用した地域づくりを発掘、周知するのが主な目的。一般部門を受賞した後、一層の活動の充実が認められると大賞部門に選定される。受賞案件は「ドングリの森づくり」
同保全くらぶは、1991年の大規模な火災で焼失した国有林を市が買収して「助川市民の森」として整備した後、98年に防災機能▽動植物との触れ合い▽森林の再生-を目指して発足。森林保全定例作業やハイキング案内、植樹会、野草解説板や公園案内板の整備、木工教室など保全活動や子どもたちへの環境学習を実施。2015年度の活動延べ人員は約1700人で、イベントなどへの市民や子どもたちの参加者数は約1000人にも上る。04年に一般部門を受賞
授与式で関東地方整備局企画部の河村英知企画調整官は「幅広い活動が大賞につながった。地域と一体となった活動の発展に期待している」と述べ、多田理事長に認定証を手渡した
多田理事長は「今後も行政とのパートナーシップを大切によりよい公園づくりに取り組んでいきたい。肉体的につらい作業を楽しみに変えて会員の親睦、健康増進のためにも愉快で楽しい活動にしていきたい」とあいさつ。小川春樹市長は「森林機能の保全、災害に強い都市近郊型の森林公園として整備してきた。豊かな自然を大切にしていきたい」と話した
式後、出席者は森林の森で、受賞記念にヤマザクラの苗木3本を植樹した
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