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- ID:
- 23551
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0222
- 見出し:
- 結婚の誓いは、木を植えた後で・・・
- 新聞名:
- タイナビ
- 元URL:
- http://www.eco-front.com/news_6Mjx13ima.html?right
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 北スマトラ州の州都、メダン。このインドネシア第4の都市で、ユニークな自然保護運動が始まった。
Ajibi.frの報じたところによると、インドネシアのイスラム教団は、イスラム教徒の結婚式の際に、夫婦となる二人が木を1本植えることを結婚の条件とすると決定した。
この運動は現在のところはメダンのみで行われるが、今後スラウェシ島などにも拡大する予定となっている。
自然破壊の進むインドネシア
インドネシアは東南アジアで最大の森林を有している。しかし、大規模な森林伐採や、干ばつ期の森林火災などで、同国の生態系は危機的な状況に置かれている。
この現状を改善しようと試みるインドネシア政府に協力し、国民の自然に対する意識を高めることを目的に今回の運動が始まった。
二人の木を植える
新たな門出を迎える二人は、結婚式の直前に木を植え、その後結婚契約書を受理することになる。また、木は夫婦の新居に植えられる。
この運動により、毎月約2000本の木を新たに植えることができ、インドネシアの再緑化の第一歩となることが期待されている。
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