v10.0
- ID:
- 23531
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0220
- 見出し:
- 長崎 「エトンヂャ」作業再現
- 新聞名:
- NHK
- 元URL:
- http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120219/t10013134111000.html
- 写真・動画など:
- 【動画】
- 記事内容
- 長崎県五島市で、かつて家を建てる際に行われていた、柱を支える基礎になる石を丸太で突きながら固定させる「エトンヂャ」と呼ばれる作業が披露されました。
長崎県五島市では、昭和30年代ごろまで、家を建てる際、柱の根元になる部分に石を置き、隣近所の人たちも手伝って、大きな丸太で突きながら石を固定させる作業が行われていました。
この作業は、五島市富江町の山下地区では「エトンヂャ」と呼ばれ、地元では、年に一度、この作業を復活させ披露しています。
19日は、参加した地元の人たちが、独特の節回しの歌に合わせて、大きな丸太を高さ4メートルのやぐらに通した4本の綱でつり上げて、旗振り役の合図で一気に突き落としました。
そして、綱を引いては、何度も丸太をつり上げて突き落とし、地面に石を固定させていきました。
かつての作業を知るお年寄りたちは、懐かしそうに作業を眺め、中には仮装をして踊りだす芸達者なお年寄りの姿も見られました。
また、仮装をした牛の親子も登場し、昔ながらの農作業の様子などをユーモラスに演じて、集まった人たちの笑いを誘っていました。
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