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- ID:
- 23405
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0207
- 見出し:
- 松江歴史館で忍者フェスタ開催
- 新聞名:
- 山陰中央新報
- 元URL:
- http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=530302004
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 城下町で観光ボランティアとして活動する「松江隠密忍者隊」が、松江市殿町の松江歴史館内で今春、忍者体験イベントを企画し、準備を進めている。壁が回り、瞬時に身を隠す仕掛けを取り入れた「からくり屋敷」を設置。忍者隊員は「松江開府400年祭は終わったが、松江の観光を盛り上げたい」と意気
込む。
忍者隊は、2010年に有志で結成し、8人の隊員が11年に本格活動。これまで忍者姿で松江城や周辺の観光施設に出没し、最終年を迎えていた開府400年祭の盛り上げに一役買った。
5年間にわたり繰り広げられた同祭が終わった後も、自分らができる活動で松江観光をPRしていこうと、昨年11月、「忍者フェスタ」を企画。会場を、同館でイベントに活用されている長屋に絞り、春の行楽期に当たる4月7、8の両日の開催を決めた。
計画では、壁が水平に回転して裏返る「どんでん返し」や、上下に動いて姿を消せる「からくり」を取り入れる。観光客らは、赤や黒などの忍者衣装を着て屋敷に”潜入”し、紙製の手裏剣投げなどを体験し、忍者気分に浸る。入場料は中学生以上が600円、4歳~小学生500円に設定する。
からくり屋敷は、11年度の「現代の名工」に選ばれた木製建具製造工の舟木清さん(70)=雲南市加茂町=に製作指導を依頼。隊員らの手で、3月中に完成させる。
取り外し可能な設備にする予定で、5日に舟木さんと一緒に会場視察した忍者隊の坂本佐土美さん(54)は「松江の活性化につなげるため、継続的に開催していきたい」と話した。
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