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- ID:
- 25306
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0919
- 見出し:
- 地域の魅力、大学生と発掘 街づくりを国が支援
- 新聞名:
- 日本経済新聞
- 元URL:
- http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1800I_Y2A910C1CR0000/
- 写真・動画など:
- なし
- 記事内容
- 総務省は18日までに、地域づくりに大学生のアイデアを生かす「域学連携」や、過疎集落を元気にする住民活動を支援する新事業を2013年度からスタートさせる方針を決めた。13年度予算の概算要求に7億5千万円を盛り込んだ。
域学連携は、都市部に住む学生らに、地域の人では気付かない魅力を発掘、育成してもらうのが目的。全国で10カ所程度を選び、地元の関係団体に費用を支出する。
具体的には、専門知識を持つ学生が間伐材を利用して環境に優しい建物を建てたり、農業を生かした景観で観光客を呼び込んだりする活動を想定。総務省は「大学の秋入学が実現すれば、高校卒業から半年間が空くので、地域で活動する機会も増える」とみている。
過疎集落の支援事業では、全国50~60地区の住民団体やNPO法人に活動費を交付する。「日用品の買い物が不便」「草刈りや雪下ろしの人手が足りない」など、地域によって異なる課題に対処するため、複数の集落からなるエリアごとに、住民が必要と判断した取り組みを支援する。
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