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- ID:
- そういうところは大雨で土壌が流出しやすく、放射性物質が拡散する心配があるため、林野庁は人工林を間伐して下草を育てる必要があるとしています。
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- 年:
- 2012
- 月日:
- 0515
- 見出し:
- 県産ヒノキの販路拡大へ支援策強化 岡山県が海外での市場調査に着手へ
- 新聞名:
- 山陽新聞
- 元URL:
- http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012051420242115/
- 写真・動画など:
- 【写真】
- 記事内容
- 岡山県は本年度、県産ヒノキの販路拡大に向けて木材産業の支援策を強化する。戦後に植林した人工林が伐採期を迎えているにもかかわらず、住宅着工戸数の低迷や安価な外国産材の流入で利用が低迷しているため。新たな需要を開拓するため、中国、韓国など海外での市場調査に着手する。
少子高齢化の進行で今後も国内の住宅着工戸数は大幅な増加が見込めないことから、森林資源が生育過程にあり、木造建築も多い中国や韓国などで販売ルートを模索する。県内の木材組合や関連企業で協議会を組織し、商談会への出品などを通じて現地のニーズを調べる。
合わせて競争力強化を図るため、ブランド力アップに向けた製材所の取り組みを支援する。品質を保証された事業者に与えられる日本農林規格(JAS)の取得を後押しすることで、規格適合材の生産量を増やし、県産材の信用力につなげる考えだ。
県南の工務店などには県産材に関する研修を受けてもらい、「おかやま木づかいサポーター」としてPRに協力してもらう。
さらに国内外の市場で外国産材に対抗するため、価格や品質に優れた新たな集成材の開発に乗り出す。梁(はり)や桁といった大きな骨組み部分は1本の丸太でつくりにくく、外材による集成材が用いられているが、県産材でも試験製造してコストや品質を検証し、可能性を探る。
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